Trackback の仕組みはありませんので、コメントにでも残していただくと嬉しいかも、です。
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(2013.04.02)
■ なんの為に技術力をつけるのか
何年か前、自分の傾聴のトレーニングがてら、同僚を中心にまわりの人にコーヒー飲みながらインタビューをして話をしていた時期があって。 その時々でいろんな話をするのですが、だいたい決まって聞いていた質問が2つあったんです。 もちろん、今でも好奇心を持った人には投げかけてみることもあるのですが:-)
そのうちの一つは「ソフトウェア開発をしている中での醍醐味って大きく分けると2つあると思うんだけど、どっちに比重がある?」というやつでした。 (もう一つはまたいつか)
- この設計、コーディングがキレイだろ、俺(私)スゲーーー 感
- エンドユーザーさんに感謝された、嬉しい!
別に、どっちが良いとか悪いとかは無いし、実際には皆さん両方とも感じているでしょう。 それでも敢えてどっちか、と聞いてみると、いろんな考え方がでてきて面白いものです。 そもそも、質問内容自体に興味があるというよりも、これを起点に、反応の仕方や考え方を知ることで、皆のバックボーンを探っていくことに興味があったんですね。 つい最近もなかなかステキな反応を見る機会があってたいそうゴキゲンになったばかりです。
とは言え、私自身について一応書いてみると、どちらかと言えば前者です。 私が浪人生の頃に初めて作ったフリーウェア(当時はPDSと呼んでいたけど:-p )は、アセンブラで書いてましたが、 MMUもパイプラインもマルチスレッドも何もない牧歌的な頃だったので
「どのクロックサイクルをとってみても全て俺の書いた通りに動いてるぅぅぅ」
という一種の支配感を楽しみながら作ってたように思います。 やっぱりエンジニアを続けるのにこういう素朴な原体験は貴重だと思うんです。 (そもそも生態学者を志していた私が何で今ソフトウェアエンジニアをやっているのか、はまた別の話だけどね)
だから、他の誰のためでもなく、自分のために技術力をつけたいな、と考えているわけで。 結果として人からも喜ばれたら、もちろんそれは嬉しいですけれど。
で、最近これに加えて考えていることがあります。 プロジェクトファシリテーションなりチームビルディングの文脈ではよく「信頼貯金」というキーワードが出てきますよね。
この貯金って長い目で見れば、泥臭い毎日をどれだけ続けられるか、ということでしか積み立てられないと思ってます。 が、対エンジニアに関して言うとちょっとしたチートというか、初めてのメンバーでも使える「前借り」ができる場合があります。
そう、それが、相応の技術力を持っていると相手に認識してもらうこと、です。 技術力を担保に、信頼貯金の最初の段階の原資を得るイメージですね。 むろん、その担保に見合うことをその後で証明していくことになるけれど、少なくとも0から始まるよりはだいぶ楽です。 実際に先日デブサミで話したハノイチームのメンバーとはそんな感じでスタートした気がします。
結局自分のために、という意味では同じなんですけど、主にこの2つの理由を念頭におきながら、まだまだいろいろ勉強したいなぁ、と思っている次第。 よろしゅうに。
* ツッコミ
(2013.03.12)
■ 素晴らしき哉!
スティーブン・J・グールド博士、という方がいます。いや、残念ながらすでに鬼籍に入っていますので、いました。
古生物学者、進化生物学者として活躍する傍ら、生涯にわたってその知見をアカデミックだけではなく一般向けにも発信していた素晴らしい才人です。
氏が唱えていた「断続平衡説」という進化に対する仮説そのものは現在の進化生態学の世界ではややビミョーな位置にいることは否めないのですが、それでも私自身の生命史観、ナチュラリストとしての価値観に大きな影響を与えたこと自体は間違いありません(ほかには コンラート・ローレンツ博士や、日高敏隆先生の影響は非常に大きいです)。
氏の代表的な一般向け著作を一冊だけ、といえば、おそらく「ワンダフル・ライフ」かと思いますが、御多分にもれず、私もこの本はずいぶんぼろぼろになるまで読みました。
私にとってこの本が特別なのは他にもわけがあります。実はまったく別の経路でお気に入りだった "It's a Wonderful Life" (邦題「素晴らしき哉、人生!」)という映画があって、「ワンダフル・ライフ」の書名はこの映画から本家取りしているのです。(この映画自体は著作権切れで、合法的に無料でYouTubeなどで閲覧出来ますので興味がある方は検索してみて下さい)
この映画は、一言で言うと人生における「偶然」の作用の重要さについて取り扱っているのですが、それが生物進化における「偶然」の作用とアナロジーとして捉えられているのですね。
私も、ちっちゃなことですが「偶然」のめぐり合わせには何度も救われています。特に、一緒に乾杯して杯を重ねる仲間との出会いは、そのひとつひとつをとると「偶然」以外の何物でもないのですが、これによって得ている幸福感はプライスレスとしか言えませんね。すべての「偶然」とそこから生じた至福に、ヨンキュー! It's a Wonderful Life!
* ツッコミ
Takaaki 初耳の学者さんです。
グールドというと、僕は個性的なピアニストの名前を連想します。
日高敏隆氏といえば、岸田秀との対談や、筒井康隆関連で名前を聞いたことが、ありますが・・・・
触れる機会があれば、ぜひ一読させてもらいたいです。
(2013/03/20 12:00:58)
(2013.02.16)
■ デブサミ2013 初日に参加して、話して、パーティを開催して、ヘロヘロになってきました
事情で2日目には行けなかったのですが、デブサミ2013の初日に参加してきました。 最後に書きますが、とても思い出深いデブサミになりました。 このエントリに書くことはすべてが終わってからの上澄みでしかありません が、第一義として将来の自分のために記しときます。
* 自分の登壇について
今回は、デブサミの母、 岩切さん より光栄にもオファーをいただいて、 デブサミ2008の竹迫アワー 以来、正確に5年ぶりに登壇もさせて頂きました。(昨年は 100人本 の Writer として顔をだしてサイン会なんてのにも出させていただききましたが)
登壇したのは Enterprise TED というセッション で、私以外に 5名の方がお話する中の一人、ということで、 以前にDevLOVEで40分で話した 内容を、15分程度にシュリンクして凝縮してお話してきました。以前にやった内容のアレンジで時間も短くなっているとはいえ、 その本質的なエッセンス(私のツタエタイコト)を唸りながら精査したり、この1年半で熟成された想いを濾し取ったりというプロセスは、なにより自分にとって得がたいもの でした。その意味では、このセッションを通じて一番得をしたのは私自身であることは間違いありません。
このTEDセッションの登壇者による、事前認識合わせのためのFacebookグループに書いたQ&Aテンプレから、概略について自分が記したものを晒し、発表資料を貼り付けておきます。
Q1.発表内容の概略を教えて下さい! 「MY JOB WENT TO VIETNAM?」というタイトルでお話します。 "オフショア開発" といってイメージするもの、なんとなくネガティブな感じの方が多いと思います。 でも、彼らだっていいものを作りたいと考えているし、お互いにうまく補完しあえる関係をファシリテート していけば 素敵な開発チームを作れるんですよ、ということをお伝えしたいと考えています。 "MY JOB WENT TO INDIA" というタイトルの本、改訂2版が出る時に "Passionate Programmer(情熱プログラマー)" という改題をしました。内容的にはほとんど同じ本なのに、タイトルと表紙からうけるイメージは本当に違います。 そして、これと同じくらいの変化が、あるプロジェクトを担当した私自身の内面にも起こっていきました。 その時の体験をお話することで、冒頭に書いたことを伝えるつもりです。
同じコマで話させていただいた他の5名の皆さんについては、 悪代官様 ケントさん と結構仲良くさせてもらっている以外は、はじめまして、もしくはそれに準ずる方ばっかりでしたが、みなさんそれぞれに真摯かつ楽しみながら活動されている方ばかりで、知り合いになれたのも非常に有意義でした。特に、 梅原さん は熱くてこれからいろいろ絡んだら面白そう♪
* アンオフィシャルパーティについて
さて、上記の登壇の話とはまったく別に、スピーカーとは別の帽子、 アクションコミッティ として初日の夜に行われたアンオフィシャルパーティの企画/運営にも携わらせていただきました。
実は、去年の晩秋くらいに いろいろ因縁のある いがいが と二人で岩切さんに呼び出しを受け、新宿のとある飲み屋で三人でご飯を食べながら、デブサミ2013 のアンオフィシャルパーティの仕切りをお願いしたい、と切りだされたのでした。その時は 二人で引き受けるには荷が重いと判断し、 辞退 させていただいたのです。(そしていがいがと私のこの判断は間違ってなかったと思います)
ではなぜ最終的にそれを行ったのか。
上記の食事会のちょっと後に、私が第1期卒業生として関わっているリーダー塾の塾長、言わずと知れた我らが アネゴ から「岩切さんと話して、デブサミ2013のアンオフィシャルパーティはリーダー塾で取り回すって約束してきたから、皆よろしく!」と塾生にアナウンスが流れました。これを聞いて、逃れられない運命を感じ もうこれは巻き込まれるしかない な、と肚をくくりました。この、11回目、2nd. decade のデブサミに Action! という想いをこめた岩切さんと、リーダー塾が始まった背景には非常に似たものがあるのをなにより一番知っているし、無視はできません。
そんなわけで、もちろん すべてがうまくいったとはとても言いがたい運営だったのは認めますが、リーダー塾の皆はもちろん、会場を提供くださった Amazon AWS さん、翔泳社サイドの方々(特に 荒井大佐にはこの上ないサポートをいただきました)のおかげで、どうにかこうにか 一定の盛り上がりをみせたパーティを開催できました。関わったすべての方に重ね重ねお礼いたします! 願わくば、このアンオフィシャルパーティも Action! の誘発に貢献できましたように...
* そして最後に
このデブサミ2013、上述のように 自分の登壇とアンオフィシャルパーティの準備の両方を進めながらとなりました。そしてデブサミ直前に デブサミとは関係ないプライベートの都合で 友人のためにもちょっと時間と想いを割く必要が生じ(これは別途書きます)、さらにさらに、私にしては珍しく 2月に入ってから昼間の業務(+α)が瞬間的に多忙となった(これはイロイロあるけど書けない:-p)こともあり、諸々が重なって、体力的にはともかく(これで風邪とかインフルに罹っていたらアウトでしたね。。。)精神的にはずいぶんとヘロヘロになりました。
それを切り抜けるのに、何人かの同僚や友人にはホントーにお世話になった(特に、飲みにつきあってくれた方々)ので、この場を借りてお礼を伝えたく。1000q! RPG重要、超重要!
結果として、「デブサミ2013」は開催されたその日がどう、ということを超して、自分にとって忘れられないイベントになったことは確実です。ヨンキュー。
* ツッコミ
ゆこ。 >デブサミとは関係ないプライベートの都合で 友人のためにもちょっと時間と想いを割く必要が生じ
よんきゅー!!
ほんま、大変なときにヨンキューでした。
素晴らしかったです。 (2013/04/05 10:04:54)
(2013.02.03)
■ 第7回 Jenkins勉強会に行ってきた
1/28 に行われた、第7回 Jenkins勉強会 に参加して来ました。 実は、この手の勉強会に行くのはなにげに結構久しぶりだし、テーマ的に PFやアジャイルなどの話でもないので、めちゃくちゃアウェイ感満載でしたが、それはそれで楽しんできましたとさ。
会場となったオラクル青山センターには初めて行くような気がしていたんですが、これは勘違いで、会場に着いてから、以前にも利用させていただいたことがあることに気づきました(^^; しかも、自分がLT喋った場所... ともあれ、こういった場所を提供いただけることは非常にありがたいことですm(__)m Oracle と Jenkins の微妙な関係には敢えて触れません:-p
ちょっと早めに渋谷に着いたので、地下鉄二駅分くらいなら歩いて行こうか、と考えたのがよくなくって、、、会場に入ったのはトップの川口さんの発表が始まった後だったのが悔やまれます。
* 川口さんの最近作っているプラグインの紹介
特にリモートターミナルプラグインはある種の状態の時には便利かも、と思いました。 、、、というか、他の2つのプラグインがプラグイン作者のためのプラグイン、という感じだったこともあり マニアック過ぎてピンと来ませんでした(><)。 が、川口さんが楽しそうに語っていたのでたぶん良いのでしょうw
* 天久さん「組み込み業界よくあるJenkins環境構築例」
たぶん、この方は先日の ET2012 のテクマトリックスブースのところでお話を聞いた方じゃないかと... ツールベンダとして、自社ツールのユーザーへのCI導入コンサル的なこともやっておられるとのことで、その話でした。
Embedだけど、JenkinsなどのCIの仕組みは Amazon EC2 (などのクラウド)上に構築している例が増えてきている、という部分が個人的には琴線で、もうちょっとkwsk!聞いてみたかったです。
* 馬場さん「キヤノンにおけるJenkins状況」
こちらも、直接現場の方ではなく、共通インフラの推進部署として、Jenkinsを中心にCIの仕組みを運用している、という視点でのお話でした。 現場視点じゃない話も、新鮮なものですね。
こうした部署からトップダウンに活用を要請される場合の残念なケースとして、往々にして現場のニーズとの乖離、という課題があるんじゃないかと思うんですけど、そのあたりをどう解決されているか、気になります。発表から伝わってきた感じだけでいうと、うまくやっておられるように聞こえたので、実際のところを。
* @atottoさん 「Jenkinsを使うようになったきっかけ、EclipseのC++プロジェクトを簡単にJenkinsでビルドする方法」
やっと現場からのボトムアップな感じのお話。 やはり、ヘッドレスビルドはいつも悩みますよね。複数のやり方のうち、どの作戦で行くか…
コード中の TODO/FIXME などを走査してくれる、Task Scanner Plugin は知らなかったけど便利そうに思ったので、今度使ってみようと思います。
* 懇親会
そんなこんなで懇親会。80人近い参加者に対して、懇親会参加が20人弱、というのは私の感覚だとちょっと少ないな、と思いますが、最近のこの手の勉強会では普通なんですかね。
懇親会の場、そしてイベント終了後にわかったのですが、私と同じグループ会社の方が少なくとも他に2名いたようで。。。社外イベントがトリガーで、グループ内で関心とか危機感を共有する仲間が見つかったりする展開もありだなぁ、と。
懇親会、ちょっと席取りに失敗(一番奥の隅)して、いろんな方ともっと喋れればなぁ、というのが心残り。川口さんともお話してみたかったなり。
次以降、ひょっとしたら事例をお話できるかもしれません、と言い残して参加の報告としますですー。
* ツッコミ
(2013.01.06)
■ 2012年読書ふりかえり
気付いたら、、、昨年はこの「記」を2エントリしか書いてなく、しかも1つは 1年前に書いた2012年読書ふりかえりのエントリ…(汗 ま、もともと「日記」にするつもりがないから「記」としているんでいいといえばいいんだけど。
というわけで、昨年は66冊の本を読了したようです。伊坂さんをだいぶ読んだ。
ジャンル不問順不同で5つだけ挙げると、、、
-
『神様のカルテ』
- プロジェクトのメンバーに教えてもらいました。泣ける
- 『プレイフル・シンキング』
- いままで考えてきたこと、このごろ考えていたことがなんとなくつながった感じ♪
- 『ユニコード戦記』
- 特にIVS策定のくだりはなかなかにスリリング
- 『リーダブルコード』
- 読書会を2つも開催してしまったよ
- 『会津春秋』
- 第一部の終わり方がさらりとしているけど、ぐっとくる
番外編としては『100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著』ね。一応自分も書いてるのであれですが、面白いコンセプトの本だと思います!
本日は大安なり
【読了: 2012-01-14】【評価:4】
昆虫未来学―「四億年の知恵」に学ぶ (新潮選書)
【読了: 2012-02-07】【評価:4】
ユニコード戦記 ─文字符号の国際標準化バトル
【読了: 2012-02-16】【評価:4】
最後のディナー (文春文庫)
【読了: 2012-03-01】【評価:4】
100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著 君のために選んだ1冊
【読了: 2012-03-08】【評価:4】
アジャイル・ユーザビリティ ―ユーザエクスペリエンスのためのDIYテスティング―
【読了: 2012-03-17】【評価:4】
ゴールデンスランバー (新潮文庫)
【読了: 2012-03-19】【評価:4】
沢田マンション物語
【読了: 2012-04-08】【評価:4】
オーデュボンの祈り (新潮文庫)
【読了: 2012-04-12】【評価:4】
C++テンプレートテクニック
【読了: 2012-04-14】【評価:4】
妖精鬼殺人事件 (魔界百物語01)
【読了: 2012-04-18】【評価:4】
陽気なギャングが地球を回す (ノン・ノベル)
【読了: 2012-04-21】【評価:4】
青荷温泉殺人事件 (ジョイ・ノベルス)
【読了: 2012-04-24】【評価:3】
京都魔王殿の謎 (魔界百物語02)
【読了: 2012-04-26】【評価:3】
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
【読了: 2012-05-02】【評価:4】
チルドレン (講談社文庫)
【読了: 2012-05-04】【評価:4】
幻影城の奇術師 (魔界百物語03)
【読了: 2012-05-07】【評価:3】
死神の精度 (文春文庫)
【読了: 2012-05-11】【評価:4】
グラスホッパー (角川文庫)
【読了: 2012-05-18】【評価:4】
信長の女 (集英社文庫)
【読了: 2012-05-19】【評価:4】
魔王 (講談社文庫)
【読了: 2012-05-25】【評価:4】
形態の生命誌―なぜ生物にカタチがあるのか (新潮選書)
【読了: 2012-06-03】【評価:4】
砂漠 (新潮文庫)
【読了: 2012-06-04】【評価:5】
慈雨の音―流転の海〈第6部〉
【読了: 2012-06-12】【評価:4】
水底フェスタ
【読了: 2012-06-16】【評価:4】
終末のフール (集英社文庫)
【読了: 2012-06-20】【評価:3】
原爆ドーム 0磁場の殺人 (講談社ノベルス)
【読了: 2012-06-25】【評価:3】
ネオカル日和
【読了: 2012-07-03】【評価:4】
鍵のない夢を見る
【読了: 2012-07-09】【評価:3】
陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)
【読了: 2012-07-15】【評価:4】
Happy Macintosh Developing Time Third Edition Cocoaプログラマのための技術解説書
【読了: 2012-07-27】【評価:4】
フィッシュストーリー (新潮文庫)
【読了: 2012-07-27】【評価:4】
奇跡の脳
【読了: 2012-08-03】【評価:4】
モダンタイムス(上) (講談社文庫)
【読了: 2012-08-06】【評価:4】
モダンタイムス(下) (講談社文庫)
【読了: 2012-08-14】【評価:4】
イモムシハンドブック
【読了: 2012-08-17】【評価:4】
リーンソフトウェア開発と組織改革
【読了: 2012-08-19】【評価:4】
不死細胞ヒーラ ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生
【読了: 2012-08-22】【評価:4】
チェインギャングは忘れない
【読了: 2012-08-25】【評価:4】
グッバイ・ヒーロー
【読了: 2012-08-28】【評価:4】
働きアリの2割はサボっている―身近な生き物たちのサイエンス
【読了: 2012-09-03】【評価:3】
神様のカルテ (小学館文庫)
【読了: 2012-09-08】【評価:5】
リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)
【読了: 2012-09-12】【評価:4】
シミズ式 目からウロコの世界史物語 (集英社文庫)
【読了: 2012-09-18】【評価:4】
あるキング (徳間文庫)
【読了: 2012-09-19】【評価:4】
SOSの猿
【読了: 2012-09-23】【評価:3】
オー!ファーザー
【読了: 2012-09-29】【評価:4】
バイバイ、ブラックバード
【読了: 2012-10-08】【評価:4】
マリアビートル
【読了: 2012-10-18】【評価:4】
神様のカルテ 2
【読了: 2012-10-22】【評価:4】
アスペルガーの人はなぜ生きづらいのか? 大人の発達障害を考える (こころライブラリー)
【読了: 2012-10-25】【評価:4】
サクラ咲く (BOOK WITH YOU)
【読了: 2012-10-29】【評価:4】
ピンクのれいぞうこ
【読了: 2012-11-04】【評価:4】
ようこそ地球さん (新潮文庫)
【読了: 2012-11-08】【評価:4】
清水義範のイッキによめる! 日本史人物伝 古代編
【読了: 2012-11-11】【評価:4】
ノルウェイの森 上 (講談社文庫)
【読了: 2012-11-18】【評価:4】
ノルウェイの森 下 (講談社文庫)
【読了: 2012-11-21】【評価:4】
コメットさんにも華がある (ジェッツコミックス)
【読了: 2012-11-22】【評価:4】
ヒマラヤの風にのって 進行がん、余命3週間の作家が伝えたかったこと
【読了: 2012-11-23】【評価:4】
たのしい開発 スタートアップRuby
【読了: 2012-11-25】【評価:4】
幻燈辻馬車 上 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)
【読了: 2012-12-02】【評価:4】
幻燈辻馬車 下 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)
【読了: 2012-12-07】【評価:4】
プレイフル・シンキング
【読了: 2012-12-16】【評価:5】
キッチン・コンフィデンシャル (新潮文庫)
【読了: 2012-12-21】【評価:4】
会津春秋 (集英社文庫 し 22-21)
【読了: 2012-12-28】【評価:4】
忘れ去られたCPU黒歴史 Intel/AMDが振り返りたくない失敗作たち
【読了: 2012-12-30】【評価:3】
* ツッコミ
かわの どうも、お仕事をしながらこの読書量は驚嘆するばかりです。
井坂幸太郎は、朝日新聞の新聞小説で少し読みました。
僕の求めている教養のレンジと少しずれてて、「ああ自分はおじさんになりつつある」と実感しました。
がんばってください。
(2013/03/06 09:45:42)
アナスイ 財布 の着レポ一覧! ttp://necklaceshop.drblivingwell.com/tiffany/ (2014/04/14 03:42:41)
(2012.09.03)
■ CIをプロジェクトファシリテーション(PF)コンテキストで考えてみた
平鍋さんの blogエントリ "アジャイルの「ライトウィング」と「レフトウィング」" でライトウィング(CIを中心とする技術的なプラクティス)の部分で使われている語について、こう書いていただきました。
「高速に石橋を叩いて渡る」というのは最近あまのりょーさんに聴いた表現なのだが、あまりにぴったりなのでここに書いてみた。
先日(2012-08-22) に、私が所属する会社で平鍋さんをお招きしてPFの講演を行なっていただいた時に、話を聞くだけではなんだからと思い、弊社サイドからも事例紹介LTを3名発表しました。石橋を〜〜 については、LTの1つとして私が「語られなかったPFの話をしよう」と題して行ったトークから来ています。
そのトークのスライドからピンポイントで一枚抜いてみます。
平鍋さんがアジャイルの文脈でライト/レフトと呼んだように、PFについても普段あんまり語られない要素として「チームの力を引き出す隠れたメンバーとしての自動化マシン」がいるよね、というのを話しました。特に、CIについて。
通常、CIはエンジニアリングマターとして語られることが大半だと思いますが、PFという切り口で考えると PFの5つの価値全てに絡んでくることがわかります。
例えば、「ビルドと結合は常に成功する状態が保たれている」のはエンジニアリングマターとしてあるべき姿ですが、PFマターとして捉えるとさらに一歩進んで「その状況を作り出しているのはチームの総力」という場づくりに持っていくためのツールとして非常に有効だと思うのです。つまり Problem vs. Us の構図に持って行きやすくなるんです。
あんまり過度の比喩に意味は無いかもしれませんけれど、石橋を〜〜 についてもこう考えました。
長~い柄のついた重〜い大鎚を、大人数でやっとの思いで持ち上げて10m先を叩こうともがく(そしてその先が崖だったら全員で落ちます)より、片手で持てるハンマーで半歩先だけをみんなですばやく探索しながら、なにかあっても直ぐに気づけて対応できる状況を作り出す、そんな感じを伝えたかったんです。
とはいえ、Jenkinsを始めとするCIの仕組みも、用意すれば自動的にPF的な場づくりができるかというと、もちろんそんなことはなくて、そこがプロジェクトファシリテーターの醍醐味でもあります。たぶん同じ事はCIだけじゃなくて小川さんや阪井さんが語っている「チケット駆動開発(TiDD)」にも言えるんじゃないかな、と思う次第。Jenkinsさんの力を借りて、メンバーから笑顔が引き出せて、いいものが作れたら、嬉しいじゃないですか。
(2012.09.04 9:00および11:18追記) 当初(および初回修正時)、阪井さんのお名前を間違えて記載してしまいましたので修正しました。阪井さん、失礼いたしましたm(__)m
* ツッコミ
ペリカン インク の多様選択はここにある: ttp://tomfordseller.kiyo-masa.com/ (2014/04/28 15:42:17)
(2012.01.07)
■ 2011年読書ふりかえり
年も明けて1週間ほどですが、昨年読んだ本を一応ふりかえっておくか。。。といっても昨年はなんとまともに記録してあるのが30冊ほどしかないわけですが。。。
カテゴリ不問でベスト3は、、、
-
『小暮写眞館』
- 昨年読んだ中で一番よかったのはやっぱりこれかなぁ。特に後半はさすが宮部さんのストーリー展開
- 『三十光年の星たち』
- 宮本さん鉄板だなぁ
- 『Dynamic Objective-C』
- 後半のデザインパターンの所はやや蛇足気味だと感じましたが、前半の前のめりな感じがいいです
その他にも、『ちゃんと知りたい大人の発達障害がわかる本』は勉強に成りましたね。
まぁ、今年(2012) もテキトーに読み散らかそうと思います:-)
内なる宇宙〈上〉
【読了: 2011-01-15】【評価:4】
内なる宇宙〈下〉
【読了: 2011-01-20】【評価:4】
白川郷 濡髪家の殺人
【読了: 2011-01-24】【評価:3】
黒川温泉殺人事件
【読了: 2011-01-26】【評価:3】
方法序説
【読了: 2011-02-03】【評価:3】
ソフトウエア・クリエイティビティ ソフトウエア開発に創造性はなぜ必要か
【読了: 2011-02-04】【評価:3】
ちゃんと知りたい大人の発達障害がわかる本
【読了: 2011-02-08】【評価:4】
写楽 閉じた国の幻
【読了: 2011-02-17】【評価:4】
EVERNOTE「超」仕事術
【読了: 2011-03-17】【評価:3】
入門 Qt 4 プログラミング
【読了: 2011-04-04】【評価:4】
日本語がもっと面白くなるパズルの本—難問、奇問、愚問を解く
【読了: 2011-05-07】【評価:4】
ガリバー旅行記
【読了: 2011-05-14】【評価:4】
究極の文房具ハック---身近な道具とデジタルツールで仕事力を上げる
【読了: 2011-05-15】【評価:3】
重力ピエロ
【読了: 2011-05-22】【評価:4】
パンドラの匣
【読了: 2011-05-29】【評価:4】
小暮写眞館
【読了: 2011-06-13】【評価:5】
[書類・手帳・ノート・ノマド]の文具術 楽しんで仕事の効率をあげる!
【読了: 2011-06-17】【評価:3】
ソフトウェアライセンスの基礎知識
【読了: 2011-06-26】【評価:4】
オーダーメイド殺人クラブ
【読了: 2011-07-31】【評価:4】
ツナグ
【読了: 2011-08-16】【評価:4】
ドグラ・マグラ
【読了: 2011-09-0】【評価:3】
そうだったのか! 現代史
【読了: 2011-10-18】【評価:4】
そうだったのか! 現代史パート2
【読了: 2011-11-02】【評価:4】
Ultimate Agile Stories Iteration1
【読了: 2011-11-13】【評価:4】
夫婦で行くイタリア歴史の街々
【読了: 2011-11-25】【評価:4】
三十光年の星たち (上)
【読了: 2011-12-01】【評価:4】
Jenkins実践入門 〜ビルド・テスト・デプロイを自動化する技術
【読了: 2011-12-08】【評価:3】
三十光年の星たち (下)
【読了: 2011-12-12】【評価:4】
Dynamic Objective-C
【読了: 2011-12-26】【評価:4】
暴言で読む日本史
【読了: 2011-12-29】【評価:4】
* ツッコミ
Takaaki あまのくんは相変わらず読書家ですね。
富士宮図書館で誰かの文学全集のなかに、しおりを隠しいれていたのを見せてもらったのを思い出します。
「三十光年の星たち」は毎日新聞の新聞連載で読みました。勇気付けられるいい話だと思いましたよ。」 (2012/06/05 09:59:41)