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(2011.05.08)

招徳酒造の杜氏さんが実は知り合いだった件

私は学生時代の後半、京都北白川の酒屋「にしむら酒店」でバイトをしていました。

当時(まだ20世紀)、配達やレジや倉庫整理の傍らでホームページを立ち上げたり、ニューズレター(いわゆるメルマガですね)を発行し始めたりする部分も担当していたのですが、このニューズレターはいまでも続いており、毎月送られてきます。で、これの 3月号をプリントアウトして、会社の近くの居酒屋さんで読んでいたときのTweetがこれ

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調べたら件の杜氏さん、大塚真帆さんはいくつかネットの記事もみつかりました。たとえば以下。

大塚さんは農学科、私は農林生物学科で学科は違ったのですが1回生の時のクラスが同じだったこともあり、共通の講義なども多かったのでよく一緒に集まるグループでした。

で、いろいろあって連絡がついて、先日出張で東京に来ていた大塚さんとやはり同じように仲がよかった別の同級生の家に集まって飲みました。


生酛もふんわりとした味があって美味しかったです♪

私も仕事がばたばたしていてその後だったので、じっくりゆっくり話せたか、というと心残りな面もかなりあるのですが、ここに書く内容として興味深かったのはこんな話。

今回の出張もそうだったのですが、酒造会社同士である種の勉強会をしたり、醸造に関する各種のメトリクスを情報共有することは最近ではそこそこ活発に行われているんだそうです。なにか「うちだけのノウハウ」的なものでがちがちになっている業界をイメージしていたので、まずそこが意外でした。 聞けば前世紀の終わりくらいから業界内の構造の変化もあいまって、共有できるノウハウは共有しつつ効率化、あるいは伝承を積極的にしていく必要性が生じたことが発端で勉強会的なものが増えていったそうです。

ソフトウェアエンジニアの業界で勉強会ブームがくるずっと前に同じようなことが起こっていたわけですね。 なので、metacon 的な視点で言うと、我々もひょっとしたら参考になる部分を学べるのかもしれません。どうでしょう?

実際、入社数年で(かつ失礼ながら女性で)杜氏さんにまでなるってのは大変だとは思いますが、 学生時代と変わらぬ屈託のない笑顔で、酒造りへの想いを語っている大塚さんの passionate っぷりに感じ入りました。 俺も他の業界の人にあれだけ情熱的に語りたい!

みなさま、東北の酒に加えて、ぜひ伏見の招徳さんもよろしく~

ツッコミ