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(2007.06.10)
■ [book] ソフトウェア開発に役立つマインドマップ
いわゆる水玉本。店頭に並ぶ前に、平鍋さんに献本いただいていたのですが、積ん読も溜まっており、やっと読ませていただきました。
マインドマップの自己成長を補助する力や、教育上の効果は (トニー・ブザン氏の手になるもの等の)別の書籍群や(伊藤賢さん等の)公認インストラクターによるセミナーに譲り、 本書ではタイトルのとおりソフトウェア開発の現場というコンテキストにフォーカスを絞った活用法を扱っています。
ただ、1章の「マインドマップって何?」では、本質的なところを平鍋さん視点でコンパクトにまとめており、 ソフトウェア技術者以外の人が読んでも十分に価値のあるものになっています。
そして2章。開発の現場におけるマインドマップ活用を、シーン別に丁寧に解説していて、 また、例として掲載のマインドマップも多く、楽しく読めます。
手前味噌ですが私も「偏愛マップ」を提供させていただきました。
3章、ここで説明されている事が平鍋さんの中ではかなり前に構築されていたのですね。 章の内容自体よりも、JUDEというUMLツールに、 マインドマップ作図機能を搭載した慧眼、ここに驚かされます。
4章は浅海智晴さんによるオブジェクト・モデリングの話。 「演劇のメタファー」により BOI を用意して行くというのが面白かったです。 私も、初心者にはBOIがあると、取っ付きやすい場面があると考えています。
最後に、この本を読んで描いたマインドマップを掲載:-)
平鍋 ありがとうございます!! (2007/06/11 06:03:49)
あまの いえいえ、こちらこそありがとうございました。実は、自分が読む前に、同僚が「貸して下さい」と言って持って行ってたりしたんですよね:-) (2007/06/11 12:28:02)