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(2009.12.06)
■「パターンライティングを学ぶ」ワークショップに参加してきた
もう一週間ほど前の話になりますが、11/30 に早稲田大学の教室をお借りして開催された「パターンライティングを学ぶ」ワークショップに参加してきました。
案内ページには「持ちかえれるもの」として以下の二つが挙げられています。
●パターンの書き方とそのコツ ●自分の書いたパターン
しかし持ち帰れたのはそれだけじゃないし、むしろ違う物だった、と言った方がいいかもしれないです。 ワークの内容自体はここで触れてもあまり意味がない(実際に参加するのが一番!)ので、得られた気づきのようなものをメモ。 前提として、ほとんど予備知識はゼロの状態で参加したことを告白しておきます。 「パターン」と言ったら「デザインパターン」くらいしか思いつかない程度、と言えばここを読む大半の方には分かるでしょうか。
- まず単純に「パターンライティング」は全然難しくない、というか敷居が低いものです
- 「パターンは作成するものではなく、発掘するもの」という鷲崎さんの一言もささりました
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できあがったパターン自体よりも価値があるのはそれを発掘していくプロセスそのものだと感じます
- グループワークという形であれば、他の方との意見交換、つまり「なにをパターンにできそうか」「どうフォースを捉えるか」「どうして自分と違うのか」「関連するパターンにはどんなものがありそうか」といったことを議論していくことで自己に起こるフィードバックがすごく重要
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パターンは単独ではそれほど意味をなさなくて、関連を探したり比較したりすることで生じる立体化がポイント
- なぜパターン *ランゲージ* と呼ばれているのか、につながりそう
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このワークはプロジェクトにも応用できそう
- ちょっと長めのスパンに対するふりかえりの場で、チームでそのスパンで得られた何らかの体験を元にパターンを作ってみる、なんてのが考えられそう
この企画をしてくださった鷲崎さんと懸田さんには本当に感謝です。ヨンキューでした。
最後にちょっと紹介。
- AsianPLoP 2010
- アジア圏で初のPLoPが来年3月に開催されるそうです。詳しくはリンク先を
- 学習パターン
- 慶応大学のSFCでおこなわれている学習に対するパターンのサイトです。ワークショップでご一緒したこちらの院生に教えていただきました