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(2009.09.14)
■ビーク・マークって?
私がネット上のサービスのアカウントやidとしてよく使う beakmark については、すでに7年ほど前の「記」で取り上げていて、以下のように書いたとおりです。
野生のチョウをつかまえると、翅に三角の切り込み傷が入ったものが捕れることがあります。で、これが天敵である鳥についばまれそうになりつつも逃げ切った痕であるというのが通説で、すなわち beakmark です。
ところで、今、自分の指導教官だった大崎先生が最近出した書籍『擬態の進化 —ダーウィンも誤解した150年の謎を解く』を読んでいるのですが、ここにちょうどビーク・マークについての説明が図付きで登場します。(図のキャプション「図6-1 チョウの翅に残るビーク・マーク。鳥の嘴の跡で,鳥に襲われて逃げ延びたチョウの翅に残る。」)
ちなみにこの図のチョウはシロオビアゲハというチョウで、まさに大学院時代の私が研究材料にしていたチョウです。
いまでもたまーに、人から「beakmarkってなんですか?」と聞かれるので、そのときのために図を見てもらうのが一発でわかりやすいかなー、と思って再びご紹介でこのエントリを書いてみました(^^