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(2009.02.14)
■デブサミ2009セッション感想
コンテンツの揃え方への違和感も含めた全体的な所感メモはmixi日記に書いたので、ここには2日間で自分が参加したセッション毎に感想を書いてみます。
*安井さんの「プロジェクトポートフォリオゲーム」
このセッションは普通の聴講者としての参加ではなくって、 カードゲーム(おそらく後日やっとむさんのサイトで公開されると思う)をやる際の 会場内お手伝い(質問受付係)として参加です。
ゲームは2/2、2/6、そして当日の朝にもやり皆におすすめのものだと分かっていたのでそれは心配してませんでした。 ただ、来場下さった方をうまく巻き込めるかが少し不安だったです。 が、さすがは安井さん、問題なく開場を巻き込んで皆に満足してもらっていました。
そんなこんなで、当日このセッションのお手伝いができて光栄でした。
デブサミは各会場に椅子しかないのが、この手のワークをやる場合には問題になりますね。 唯一ラウンジになっている部屋には机がありましたが、、、 ワークショップなどのために、人数は少なめになっちゃうかもしれないけど、 セッション用に机がある部屋を1つ用意出来るといいのではないかと感じました。 まぁ、限られた制約の中でセッションをやるのも講師の手腕と言われればその通りなのですが。
*hyoshiokさん司会の「コミュニティLT」
デブサミのオフィシャルコミュニティのうち11組の代表がコミュニティの紹介をLTでやりました。 司会は自らも勉強会勉強会の紹介LTをやったhyoshiokさん。そしていつものドラ娘。
私のスタッフやっているコミュニティのうち、PFPもエントリー。 PFPの紹介というよりも、PF自体の紹介をしてくださる感じで、天野勝さんが演ってくれました。 ヨンキュー!
各LTの内容よりも、それぞれに「想い」があって活動をしているんだな、というのが伝わって来た ことが面白かったです。LTは聞いていると自分も喋りたくなってくるのがたまにキズですね。
個人的ベストトークは、オブジェクト倶楽部の枠で演った懸田さんのLTです。 オブジェクト倶楽部の枠ではあるけれど、決してオブジェクト倶楽部の紹介はしていないところがポイント。 はっきり言うけど、沢マンについて事前知識がない人にはポカーンな内容ですよ。 エキセントリックさはずば抜けていて、はたから見ていてもhyoshiokさんがトーク後のコメントに窮していたのが分かったくらいだ。 でも、このLTを機に、わずか一人でも「沢田マンション超一級資料」なり「沢田マンション物語」なりを手に取る人がいたら成功だと思う。
ちなみにオブジェクト倶楽部事務局長の天野さんがPFPのLTをやる、というねじれ現象についてはとりあえず置いておくwww
*木下さんの「アート・オブ・アジャイルデベロップメント」
コミュニティLTで話したいと早くから名乗りを挙げていた木下さんですが、 XPJUGはLT枠から落選してしまいました。 残念だなぁ、と思っていたらその後で本編セッションを持てることになった、と。なんという敗者復活w というわけで、このセッションは個人的には木下さんのRTだと思ってます:-)
「アート・オブ・アジャイルデベロップメント」は、またしても光栄なお声掛けをいただいて 邦訳のレビューアをやらせていただいたので、いい本すぐることは事前に十分に承知しておりました。
それでもなお、木下さんなりの反芻と咀嚼をして出て来るものを聞くのは自分には貴重な時間でした。 実は「受け売り力」という概念で話したいネタがずっと前からあるのですが、 木下さんはこの「反芻と咀嚼、そしてそれを伝える力」すべてが揃っているすごい人だと思います。
クールでクレバーで、そしてブラックな印象がある木下さんですが、実は熱い想いを持っていることが伝わってきました。 多くは書きません、ぐっときた二言をメモとして残す。
「腹をくくった」
「目の前の困ってる人を助けたい」
何に対してかは敢えて書かないけど、俺も腹をくくろうと思う。
>2009-2-14 23:05 追記
*福井さん&くっしーの「アーキテクトとは何か?」
ふだん何気なく気軽に遊んでもらっている福井さんが、実はすごい人だということを あらためて認識することのできたいいセッションでした。
-
福井さんのすごさの1つ
- 日本にはまだ2人しかいないというMCAという資格のホルダーであること
- そしてまた1つ
- いや、それはここには書かずにおく。。。あるいはくっしーの「引き出し力」のすごさかもしれない
他の会社や組織のことは知らない、個人的な意見、と断りつつも 福井さんもまた「アーキテクトと呼ばれること」に対して腹をくくったんだろうな、 とゆーのがわかった。
*m_pixyさんファシりの「デブサミふりかえり」
前の日の夜のPFP懇親会にて、m_pixyさんに「明日の最後のセッションは、デブサミふりかえりに行きますよ」 と言ったらば、「いや、りょーさんは来ないで下さい」と断られてしまった。 m_pixyさんがこのセッションにかけている想いは事前に彼のmixi日記で読んでいたので、 その気持ちもわかる。でもね、だからこそ出たかったのです。 さくらでもなんでもなく。
2日間通じての最終セッション。裏番組は主催者自ら登壇の Developers[Media]Summitだったり、 「卓人の部屋 - 第2回 ゲスト:関将俊さん」というビッグネーム揃いのwktkなセッションだったりする中、 このセッションに集まった20名ほどの人と一緒に時間を過ごせた僥倖。 なんというか、コミュニティの運営スタッフでセミナーとかワークショップをやるモチベーションを補充出来た。
m_pixyさん始め、スタッフの皆さんありがとう。
*コミュニティブースでの店番
自分が参加した、いわゆるセッションは以上の5つなのですが、もうひとつ挙げずにはおけない「セッション」が コミュニティブースでの店番です。 自分にとってのデブサミの大きな参加意義の1つがこのブース番なのです。
前にもどこかで書いたかもしれないけど、気にせずに書いてみます。
コミュニティスタッフをやっていると、スタッフミーティングなどでは「次のイベントの話」なんかがメインだし、 イベント当日はもちろん「イベント自体の運営」に集中します。 そう、意外とスタッフ同士がゆっくりと(しらふで)語る機会というのが無いんです。
デブサミでブース番をしながらまったりと他のスタッフと話す時間は少なくとも私にとっては すごく貴重で、隠れたベストセッションだと感じています。
今年も、この時間に多くのモノを得ました。 主催者やコンテンツ委員が意図したものでは決して無いだろうし、行き過ぎれば内輪で盛り上がっているだけとも とられかれない危険はありますが(ここは自戒を込めて・・・)、とても感謝しています。